新陳代謝とは?

新陳代謝とは、古い細胞が新しい細胞へと生まれ変わることをいう。
エネルギー代謝と混同して使われることがあるので、注意を要する。

人間の体はつねに同じ細胞ではなく、一定期間を経て、すべて入れ替わっている。
心臓も、ずっと1つで変わらないように思いがち。しかし実際には約22日で、心臓の細胞は、すべてがそっくり入れ替わる。筋肉は60日かかり、骨に至っては、すべて入れ替わるのに3年もかかる。機械なら、消耗品を交換すればよいが、人体ではそうはいかない。そこで細胞レベルで、少しずつ古いものと新しいものを入れ替えて対処している。

身近なところでは肌の新陳代謝があり、垢となって古い角質層がはがれ落ちる。これは内部から、新しい細胞がせり出してくるため。なかには目の水晶体(透明なレンズ部分)のように、古い細胞が内部に押し込められていく、変わった新陳代謝の方法もある。 (そのため水晶体は年齢と共に硬くなり、老眼や白内障になる)

つねに栄養バランスのとれた食事を毎日摂らないと、新しい細胞を作れなくなり、人間は生きていけない。
その点からも、過度の食事制限をすると、内臓や筋肉を作るための材料が不足し、ダイエットに不利になることは明らか。ダイエットで痩せるというと、どうしてもカロリー(エネルギー)を抑えることだけに目を向けがち。しかし、新陳代謝も常に行なわれている、ということを忘れてはいけない。

身体を作る栄養素が不足すれば、内臓が弱り、筋肉量が減少する。そのため、基礎代謝が落ちていく。
それだけにとどまらず、エネルギー代謝の低下にもつながっていくことに。つまりエネルギー代謝を担当する酵素が不足するために、ブドウ糖をすばやく利用できなくなったり、脂肪の燃焼効率が悪くなるということ。また、筋肉の材料(たんぱく質)を十分に摂取しなければ、当然、筋肉量が減る。そうなると、脂肪を燃やす場所(脂肪の燃焼工場)が少なくなってしまう。その結果、基礎代謝が低下し、太りやすく痩せにくい体質として定着してしまう。

体をつくる栄養素としては、たんぱく質やミネラルがある。
人間の体の62パーセントは水分で、その次にたんぱく質が多く、脂質、ミネラル、糖質、ビタミンという順序で少なくなる。たんぱく質は筋肉や酵素、赤血球、免疫細胞、ホルモンなどの材料となり、カルシウムやリンは歯や骨の材料となる。元素で見れば、人間の体の95パーセントは酸素、炭素、水素、窒素でできている。
残りの5パーセントがミネラルということになる。

人間の体の構成要素の大半を、たんぱく質とカルシウム、水分が占めるといっても、この三つだけでは新陳代謝がとどこおる。すべての7大栄養素をバランスよく摂取しないと、新陳代謝がうまくいかない、ということ。たとえばミネラルの亜鉛が不足すると、アミノ酸からたんぱく質を合成できなくなる。そうなると、いくら筋トレをして成長ホルモンを分泌させても、筋肉が作られなくなってしまう。ブドウ糖も、じつは筋肉の合成に関わっている。結局は7大栄養素すべてを、バランスよく摂取することが、新陳代謝には必要不可欠。

ワンポイントアドバイス
新陳代謝は、すでに述べたように、栄養バランスが崩れると滞ってしまいます。
不安がある人は、不足しがちな栄養素を、マルチビタミンやマルチミネラルで補うとよいでしょう。
ゴマアーモンド昆布焼き海苔には、豊富な栄養素が含まれているうえに、気軽に摂取できるのでオススメです。

このページの先頭へ